共生館国際福祉医療カレッジでのバルーンアート授業2回目。
昨年度の生徒さん数名に、学校でばったり会いました。
マルコ「おーっす。ひさしぶり!」
生徒さん「あ、お久しぶりでーす。」
マルコ「べんきょーがんばってる?」
生徒さん「はい、この間実習先の施設で、教えてもらったバルーンアートやった
ら、すごく喜んでもらえました!」
・・・・うれしいこと言ってくれますね。
福祉系の専門学校は施設や社会福祉協議会などでの実習がとにかくいっぱいあります。「長期休み=実習のための期間」ってな感じ。
マルコも学生のころはいろんなところで実習をさせていただきました。
知的障がい者通所授産施設。
母子生活支援施設。
社会福祉協議会。
高齢者グループホーム。
ホームヘルパー事業所。
子育て支援センター。
ケアマネージャーの訪問の同行。
・・・この他にも、たくさんの施設等で実習をさせていただきました。
卒業後も、障がい福祉サービス事業所に就職し、主に脳性マヒに起因する様々な重度重複障がいを持つ方々の支援に携わるお仕事をしていました。
その経験の中で感じたこと。それは
「よい福祉サービスには、高いコミュニケーション能力が求められる」
ということ。
例えば利用者の方の信頼を得るためには、よく相手の話を聴き、こちらのことを理解してもらい、興味を持ってもらうためにわかりやすく自分を紹介して行く必要があります。
また、時には言葉による意思疎通が難しい方に出会うこともあります。
なかなか自分のことを語ってくれない方・語ることのできない方もいます。
そんな時、バルーンアートに助けられたことが、マルコにもたくさんあります。
いわゆるアイスブレーキングとしてバルーンアートを用いたレクリエーションをした。
バルーンアートを披露したことがきっかけで、施設利用者の方が話しかけてくれた。
ほとんど体を動かせない・意思の疎通も難しい方が風船に関心を示し、手を伸ばしてくれた。
認知症の高齢者の方が、1年後にお会いしたら「風船の人」と覚えていてくれた。
そんなことがたくさんありました。
バルーンアートはコミュニケーションツールとして高い力を持っています。
福祉のスペシャリストを目指している生徒のみなさんには、ぜひバルーンアートを通じてコミュニケーション能力を高めてもらいたいと思います。
バルーンアートの技術と一緒に、その辺の話もどんどんしていきたいなーと思います。
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シロップ (土曜日, 26 4月 2014 00:16)
いい話だ~(*´∇`*)